関西在住者だけの特典

USJが関西在住者に限って子ども1人が無料になる「キッズフリー・パス」を発売しました。

公式サイトで公表されていました。

公式サイトより

5600円安くなるのでしたら大きいですね。

ありがとう!USJ(ユニバ)。安く行けるし、みんなで行こう!しかも関西人限定!

とお金に厳しい、というと品がありませんが、経済合理性を重視すると言われる関西の人たちは喜びそうです。

しかし、中日新聞に掲載された記事は少し厳しく書いています。

 中日新聞 CHUNICHI Web
USJ、関西の子ども無料 7月2日から9月1日まで
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019060301001979.html
 ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ、大阪市)は3日、関西に住む大人1人当たり子ども1人の1日券を7月2日から9月1日まで無料にすると発表した。大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山の2府4県の在住者が対象。関西からの来場者が1億人を突破した...

USJは1日券の料金変動制を導入し、夏休みなど人気のある時期が割高になった。関西の子ども無料措置には増え続ける訪日外国人客のほかに地元の顧客をつなぎとめたい狙いがありそうだ。

中日新聞より

さらに考えます。

大人だけと子どもがいるのとどう違う?

大人1人で子ども1人無料という組み合わせがポイントだと思います。

USJにはファミリー向けの「ユニバーサル・ワンダーランド」があるものの、まだまだ主な顧客層は若い女性とみられ、ファミリー層がメインとは言えないでしょう。

ファミリーで行く場合、子どもが楽しむのを優先し、滞在時間が長くなるのではないでしょうか。

効率よく回りたい

あまり子どもを疲れさせたくない、大家族ならおじいさんおばあさんもついて来る、となると、あえて混雑していないエリアを優先的に回ってくれるとも思われます。

パーク内の人口密度的にはうまく分散しそうです。

「記念に中でご飯食べよう」「ミニオンのお菓子食べたい」「お土産買って」「おじいさんおばあさんも来るなら待つのしんどいし、浮いたお金でエクスプレスパスを買おう」…

こういう家族の会話を想像すると、パーク内での消費は大きくなるでしょう。

ターゲットは子どもだけではないかもしれません。

クールジャパンの「セーラームーン」や「エヴァ」は子育て世代のお父さんお母さんも思い入れがあるでしょうから、親の方も消費します。

そして、親から子へ、次世代の「セーラー戦士」や「チルドレン」たちが、USJをきっかけに誕生していくのかもしれませんね。

セーラームーンは乃木坂バージョンのミュージカルもやっていましたから、若者からアラフォーぐらいまでなじみがあるのかもしれないです。

安く入らせる分、客単価のアップでカバー、損して得取る、という戦略でしょうか。

そして、親子でUSJの思い出をつくり、年パス買ってまた行こう…となりそうです。

任天堂エリアを前にした行き控えを考慮?

夏休み期間中はせっかくの連休なので遠方への旅が優先されそうです。

となると、近場の関西在住者からは旅行先としての優先度が低くなります。

特に来年は任天堂エリアが開業しますから、「USJは来年で」という行き控えの人も多いのではないでしょうか。

遠方からの人は、長期休暇でないと来られませんから、関西在住者限定でこういうパスを発売するのはうまい戦略だな、と思います。

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