関西経済連合会の資料を読む

夢洲のテーマパーク構想ですが、どんな提案がなされているのでしょうか。

関西経済連合会の資料を見てみましょう。

2019年4月19日、関経連の都市創造専門委員会が、夢洲まちづくり基本計画への提案と題して公表しています。

IRに並ぶ集客核(テーマパーク等)の設定や舞洲(スポーツアイランド)との連携によるコンテンツの充実化、島内の魅力と回遊性向上につながるシンボル軸、緑や水辺のネットワーク形成等

関経連「夢洲まちづくり基本計画への提案」より

明確に「テーマパーク」と書いています。

夢洲のまちづくりに関しては、「夢洲まちづくり構想」(2017年8月官民による夢洲まちづくり 構想検討会にて策定)をふまえ、2019年2月に大阪府・市による「大阪IR基本構想(案)」が取りまとめられ、同年3月には「夢洲第2期区域(大阪・関西万博跡地)に係るマーケット・サウンディング」が実施されるなど、開発の機運が日に日に高まってきています。

関経連「夢洲まちづくり基本計画への提案」より
www.pref.osaka.lg.jp
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/30184/00000000/dai1-4kai%20kouenshiryou1.pdf
http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/30184/00000000/dai1-4kai%20kouenshiryou1.pdf

青写真は

では、どのような青写真が描かれているのでしょうか。


関経連「夢洲まちづくり基本計画への提案」より

想定しているのは年間3000万人。テーマパークがなければ2000万人~2500万人です。

テーマパークには、500万人~1000万人の集客を期待していることになります。

集客できる?

東京ディズニーランド、ディズニーシーの年間来場者数の合計は約3000万人

USJは約1400万人。

USJの第2パーク建設なら、500万~1000万人は十分実現可能でしょう。

IR事業者との連携も示されています。

さらに、最先端スマートシティとして整備するようですから、読むだけで夢が感じられます。

テーマパーク以外の可能性は?

産経新聞では、F1構想を紹介しています。

しかし、課題は多そうです。一番はコストでしょうか。

ネックは、その開催料だ。

夢洲が目指す市街地コースでF1を開催するシンガポールは「毎年約50億円の開催権料を支払っている」と尾張氏。開催権料に見合うよう、世界の著名なF1開催地には大型のIRが隣接し、セットで来場客を呼び込む“仕掛け”をつくっているのが一般的。

夢洲での実現は、IRの開業が絶対条件といえそうだ。

産経新聞より

さらには

加えて、公道レースとなればメンテナンス費用も膨れあがる。

鈴鹿サーキットの担当者によると、高速の車が疾走するサーキットの路面は、水たまりができるのを防ぐ処理など、スリップしにくい特殊な舗装になっており、劣化に伴う維持管理にも費用がかかる。

担当者は「鈴鹿では10年に1回程度、舗装を張り替えているが、公道はより頻繁に張り替える必要があるのではないか」と指摘する。

産経新聞より

開催権料、メンテナンス費用…ハードルは高そうです。

IRはどうなる?

大阪府の吉村知事が2020年春の誘致を目指す方針を示した、という記事が紹介されていました。

全国3か所でIRの区域認定がされる見込みです。

正式認定はまだですが、大阪への誘致はほぼ間違いないでしょう。

進出を検討しているIR事業者には、サンズやMGMなど様々な名前があります。

どこが有力なのでしょうか。

夢洲の開発計画は引き続き理解を深め、紹介していきたいと考えています。

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